株式会社ココロミルは、心電図データを長時間取得・解析し、心疾患などの健康リスクを可視化する心電図解析サービス「kokoromil」を静岡県の伊豆半島のホテル「稲取銀水荘」と「堂ヶ島ニュー銀水」に導入開始しました。
kokoromilとは
手のひらサイズのウェアラブル心電計を1〜2日、胸元に貼って普段通り過ごしながら心電図を計測し、臨床検査技師と医師が解析するサービスです。不整脈、睡眠の質、ストレスを可視化し、心疾患や脳血管疾患などの早期発見につなげます。
脳血管疾患の脳梗塞の1/3は不整脈(心房細動)が原因ですが、発作性で問診や短時間の検査では発見が難しいといった特徴があります。kokoromilでは長時間の心電図を測定するため、こうした不整脈を発見することができます。
厚生労働省の令和2年(2020)人口動態統計(確定数)によると、心疾患は死因の2位、脳血管疾患は4位です。
1,372,755人の母数に対し、
・がんなど新生物<腫瘍> 391,545人
・心疾患など循環器系の疾患 345,476人
で、日本人の死因の多数を占めています。
kokoromilは、代表の林大貴の母が59歳で脳出血により亡くしたことをきっかけに「病気で人々が後悔しない社会」を目指して開発・サービス化に至りました。
今回の導入について
今回の導入は9月16日から、利用方法はホテルHPからお申し込みいただけます。
新型コロナウイルスによって大きな影響を受けた旅行・観光業界では健康に対する「ヘルスツーリズム」の意識が高まる中、今回の協業に至りました。リラックスして宿泊を楽しみながら、「不整脈」の検査と、宿泊とは切り離せない「睡眠の質」を可視化できるようにすることで宿泊客の方々の滞在をより良いものにできるよう寄与します。
本件の問い合わせ先
株式会社ココロミル
公式サイト:https://kokoromil.com
広報担当直通:080-7815-6008